313. 色を塗る人の話。
アンデルセンバッグ ANDERSENBAG
石山 祐一郎 Yuichiro Ishiyama
色を塗ること、業界的にはコバ塗りやミガキをするなどと言われる作業です。
コバ塗り?と言われるとわかりづらいと思いますが、例えばハンドルの持ち手であったり、ブランドマークの周囲だったり、ショルダーベルトの縁まわりだったり、現在ご使用のバッグをご覧になっていただくと革の周りに色が塗られているかと思います。この色塗り作業をコバ塗り、もしくは昔ながらの言い方だとミガキといいます。
昔はミガキという言い方のみだったと思います。ミガキという作業は昔は体を洗うヘチマとかを利用して革の断面(コバ)を擦って磨き、表面がつるつるになるまでひたすら磨きました。現代ではいろいろな塗料が開発をされて革の断面を磨くというよりは革の断面(コバ)に塗料で色を塗るというのが主流になりました。
さて、このコバ塗りという作業ですが、やり出すとキリがありません、革の断面(コバ)は手をかければかけた分だけキレイになります。また逆に手を抜こうと思えばいくらでも手を抜くことが出来ます。コバ塗りのクォリティーをどのレベルにするのか?それは高級ラインか?廉価ラインか?最終的には販売をする価格帯で判断をする事になります。
それを事前に決めて線引きをしておかないとコバ塗りをする職人はよりキレイにしたいという職人気質が常にありますのですべてが最高級な仕上がりになってしまいます。本当に誰かが止めないと大変です…。(笑)
どのレベルのクオリティの商品なのかを最初に決める必要があります。それぐらい仕上にピンキリの幅があります。
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