アンデルセンバッグ ブログ

デンマーク発、日本生まれの「アンデルセンバッグ」をご紹介します。

127. 後付けの話。その3

 

 

アンデルセンバッグ ANDERSENBAG

石山祐一郎  Yuichiro Ishiyama

 

 

 

富山でのイベントで「27坪」すべてのスペースを使いますと言ったのはいいですが、アンデルセンバッグの商品のみでは埋まらないのは、はっきりとしていました。無い知恵を絞り、デザイナーに相談したり、いろいろな人の意見を聞きながら、埋まらないスペースをどうするか?真剣に考えました。

 

 

現行品で全型全色のフルラインアップの商品を全てディスプレイをしたとしてもせいぜい2/3にしか埋まらない感じでした。残りの1/3のスペースをどうするか?何パターンかのアイデアが生まれました。

 

 

1.

富山限定のオリジナル商品を作る。

 

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1番最初に思いついたのがこの案です。ただイベント開催までの準備期間が少ないのと既にイベントオープニング会期の広告の校正などが終わってしまった後だったので、あまり広告効果も望めなさそうなので断念をしました。

 

 

 

 

2.

銀座のアンデルセンバッグ・フラッグシップショップからデンマークの雑貨を持ちこんで販売をする。

 

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2番目に思いついたのがこの案です。東京銀座のお店にはデンマークの雑貨やアクセサリー、そしてアンティーク雑貨などデンマークの素敵なモノを沢山扱っております。アンデルセンバッグとデンマークのモノをまとめて、デンマークテイストでイベント展開するのも面白いと思いました。ただ全体を見た時に統一感を出すのが難しいと思いましたし、メインのアンデルセンバッグの打ち出しがブレてしまう感じがしたのでやめました。

 

 

3.

アンデルセンバッグ以外の商品を並べる。

 

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3番目に思いついたのがこの案です。私たちはアンデルセンバッグ以外のブランドも手がけていますので、空いたスペースに同じ自社工場で製作をした弊社の別のオリジナルブランド商品を展開する案もありました。ただこれは見かたによっては売場が埋められない為にとりあえず他の商品を置きました感が絶対に出てしまうのでやめました。そして何よりもせっかくの機会なのに1番大切なアンデルセンバッグの世界観を出すことが出来ないと思いました。

 

 

 

1〜3のアイデアはすべて使えないので、他のアイデアを考える必要がありました。いろいろと考え、検討した結果、はっきりした事はアンデルセンバッグの商品で広い空間をすべて埋めて、ブランドの世界観を出さない限り、今回のイベントは絶対に成功しないいう事ははっきりとわかりました。問題は残り1/3を埋めるほどのアンデルセンバッグの商品がない事でした…。

 

 

 

商品がない…

作る材料もない…

時間がない…

 

 

 

探すしかありませんでした…。

そして見つけました。

 

 

 

 

また話が長くなりそうなので…。

 

 

つづく。

 

 

 

 

 

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アンデルセンバッグ  ANDERSENBAG

石山祐一郎  Yuichiro Ishiyama