63. 椅子の重要性の話。
アンデルセンバッグ
ANDERSENBAG
石山祐一郎
Yuichiro Ishiyama
「デンマークではモノを大事にする。」
という文化が今も生き続けています。そんなデンマークの哲学を伝えていく事をテーマに1999年よりアンデルセンバッグのプロジェクトが始まりました。革のバッグを通してものを大切にする文化と価値を全国で伝えていきたいと考えております。
私たち
アンデルセンバッグANDERSENBAGは期間限定ショップという形で全国を回り旅をしています。今回の富山大和のような店舗跡のスペースを期間限定ショップとして展開するのは初めてのケースになります。まだ初日を終えたばかりですが店舗内にある椅子の重要性を強く感じました…。
私たちは全国を回って期間限定ショップを展開しています。通常のイベント展開方法としましてはだいたい下記の3パターンになります。
1. バッグ・靴などのメーカーが10社程度で集まり上層階のフロアで革製品に特化したコンセプトでイベント展開をする。
2. ジャンルは問わず作り手やクリエーター数人が集まり上層階のフロアでこだわりの商品を作り手自らお客様へご紹介するコンセプトでイベント展開をする。
3. バッグ売り場または 1Fイベントスペースにおいて、アンデルセンバッグとして単独でのイベント展開をする。
限られたスペースの中でのイベント展開なので什器やテーブルなどを置いてしまうと椅子などを置くスペースなどなく、お客様にゆっくりと話を聞いていただける空間など作れないのが現状です。基本的には立ってお客様を接客させていただいています。
sale品や安価なものであれば問題ないのかもしれませんがアンデルセンバッグの場合は、モノを大事にする文化や商品に対するモノ作りの考え方などをお話させていただいておりますのでやはりゆっくりとお客様と会話をさせていただくスペースが必要になってきます。
今回富山大和では、たまたまですが前のブランドが靴をメインとしていたブランドだったので、ブランドが使用していた椅子2脚がそのまま店舗内に置いていってくださいました。この椅子が思いのほかに良くてあらためて椅子の重要性を感じました。
ご来店いただきましたお客様にはまずこの椅子に手荷物を置いていただいて店内をゆっくりと見ていただきます。その後興味を示していただければ椅子に座っていただき、ゆったりとそしてゆっくりとアンデルセンバッグについてお客様と会話をさせていただきます。この空間、この時間はとても大切な気がしています。
昨日の6/5(水)〜富山でのイベントがスタートしました。富山のお客様はもちろん、2ヶ月のロングランでのイベントになりますので金沢、福井のお客様も是非足をお運びいただきたいです!
@富山大和
タイトル: 期間限定shop「アンデルセンバッグ」
場所: 1Fコールハーン店舗跡地
会期: 6/5(水)〜7/31(水)
時間: am10:00〜pm19:00
アンデルセンバッグ
ANDERSENBAG
石山祐一郎
Yuichiro Ishiyama