225. バッグ業界初！の話 - アンデルセンバッグブログ

アンデルセンバッグ ANDERSENBAG

石山祐一郎 Yuichiro Ishiyama

f:id:andersenbag:20191109101010p:image 東京・台東区ロゴ

アンデルセンバッグは、現在は東京の両国国技館のある両国へ本社を移転しておりますが、以前は東京台東区の浅草橋という場所に本社がありました。

東京の台東区とういうエリアには、靴屋、バッグ屋、革屋、金具屋、生地屋など革製品を作る上で必要とされる材料が全て揃います。ある程度のメーカーさんやブランドさんは台東区及び台東区周辺に集まっている感じだと思います。

全国の百貨店バイヤーも展示会シーズンになれば、バッグ関係は浅草橋、靴関係は浅草へと全国からバイヤーが集まるエリアでもあります。そんな台東区ですが浅草や上野などの街があるエリアでもありますので古くからモノを作る職人の街でもあります。

何年前から実施しているかは？わかりませんが台東区では年に1回、台東区内の優秀な職人を表彰するイベントがあります。「台東区優秀技能者賞」という名前で行われております。

2010年にアンデルセンバッグの職人が表彰をされました。それなりに新聞広告に取り上げられて、それなりに地元ローカルTVの取材なんかもあり、各メディアにそれなりに取り上げられました。

そんなに大した賞でもないし、大した事でもないのかな？と思いつつ、気になる事があったのでいろいろと調べてみたら面白い事がわかってきました。

古くから浅草や上野には、各業界の総数たる職人が集まってきておりその中から歴代の優秀技能者賞という賞の受賞者が選ばれていました。本当に悪い言い方をすればバッグ職人など位がかなり低く見られていたようで過去にバッグ職人及び革製品に携わる職人から表彰を受けたモノは一人もおらず、革製品業界ではアンデルセンバッグの職人が初めて表彰をされたことになりました。

正直、賞そのものは全く興味ありませんが、バッグ業界を含む革製品業界初で表彰されたという事にもの凄く価値を感じました。何か新しい事が出来るのでは？と感じました。

私レベルでもそう感じるので、同じ事を感じ、考えている方もやはり数名いました。メディアに取り上げられたということもあり百貨店バイヤーが数名、ご連絡をいただきました。

当時のアンデルセンバッグは、まだ百貨店などでイベントなど一度も行ったことがありませんでした。バイヤーからの新しい事をやろうという強い進めもあり、popup shopをやるきっかけになりました。

今現在、全国を旅してアンデルセンバッグの期間限定ショップを展開出来ているのも、この賞を受賞した事が大きなきっかけになっていると思います！

さて20周年メモリアルイヤーの年内の旅が始まります！

@小倉井筒屋

タイトル:「日本革市」

場所: 本館8F催事場

会期: 11/14(木)〜11/19(火)

@富山大和

タイトル: 期間限定ショップ「アンデルセンバッグ」

場所: 1Fトピックス