299. クラシックポストの話。 - アンデルセンバッグブログ

石山祐一郎 Yuichiro Ishiyama

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メールやLINEが当たり前の時代で手紙などもほとんど出すことがなくなりました。余程の事がない限りポストへ投函するという事もしなくなりました。考えてみたら年賀状とかを出す習慣も年々無くなって来ているような気がします。ほとんど最近では郵便ポストという存在すら忘れていました…。

そんな中、荒砥駅前でずいぶんとクラシックなポストを見つけました。雰囲気がありすぎてとても素敵なポストすぎて、思わず写真を撮ってしまいました。

昔からあるポストですが、改めてじっくりと見ると本当に素敵なデザインだと思いました。このポストのデザインはいったい誰がデザインしたんでしょうね？いろいろと調べてみたら1859年にイギリスに初めて郵便ポストが誕生したらしくその時の写真をみたら丸型のポストでしたので、おそらくデザインはイギリスからなんでしょうね。

最初は写真のように丸型のポストが日本全国に普及していき、その後四角い箱型のポストへデザインが変更になりました。これは合理的に効率を考えてのデザイン変更だったようです。箱型ポストの方が中に郵便物を貯める袋を吊るし、それを交換するだけで収集できるのに対し、丸型ポストは小さな取出し口から郵便物を手でかき出すために相当手間がかかって大変だったようです。

田園風景と荒砥駅の建物、そして駅前のクラシックポスト、完璧過ぎるくらいの組み合わせですね。荒砥駅は本当にノスタルジーを感じる素敵な駅だと思います！

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