アンデルセンバッグ ブログ

デンマーク発、日本生まれの「アンデルセンバッグ」をご紹介します。

211. ラビットファーを深掘り!の話。

 

 

 

アンデルセンバッグ ANDERSENBAG

石山 祐一郎 Yuichiro Ishiyama

 

 

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秋冬限定でご紹介するラビットファーバッグについて、前回お話ししきれなかった部分があるので今回、少し深掘りしてお話しさせていただきます。

 

冒頭からこんなお話しをすると怒られそうですが、現在、百貨店さんやセレクトショップさんで取り扱われているラビットファーのほとんどが中国産になります。そしてわたしたちアンデルセンバッグが使用しているラビットファーはスペインバルセロナのセルペルサ社製のラビットファーを使用しています。何が違うのでしょうか?

 

まず毛皮ですが1プレートという単位で取引されています。1プレート(1枚)のサイズは縦120cm×横60cmになります。一般的に毛皮のコートは7プレート(7枚)〜8プレート(8枚)で1着のコートが出来ると言われています。

 

では中国製とセルペルサ製は何が違うのか?簡単にご説明させていただきます。

 

 

 

 

まずは一般的な中国製は、

 

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図の様なパッチワークのように尾、お尻、足すべての部分を使用しています。そのため毛がバラバラで毛並みが抜けやすく玉になりやすくなります。

 

 

 

セルペルサ社製は、

 

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比較的に毛が抜けにくいと言われている胴回り部分のみを厳選して使用しています。毛が細くしなやかで抜けにくいのが特徴になります。また使用している場所が統一されているので毛並みが揃い、タッチ感がまったく違います。

 

ちなみに…。この「セルペルサ」はイタリアの高級毛皮コートなどで有名なフェン◯◯が使用している毛皮とまったく同じモノを使用しています。

 

 

 

もっと言ってしまうと…。

育てている環境から、エサ、水などもまったく違い、ストレスを与えない環境の中で飼育されていますので、毛の質からまったく別モノと考えてもいいと思います。

 

 

 

ただ毎シーズン、ラビットファーバッグを製作してきましたが一部のラグジュアリーブランドが生産をしなくなったり、環境の問題や時代の流れの中で今後、リアルファーで作るのは難しくなると思われます。本物のリアルファーバッグを手にする最後のチャンスになるかもしれません。ラビットファーが本当に好きなお客様に特にオススメ致します。また一本ぐらいは本物のラビットファーを持ちたいというお客様も売場にて手に触れていただければ本物の良さがわかっていただけると思います。言葉で説明するよりも触れていただければ中国製とセルペルサ製の違いはすぐにわかっていただけると思います!

 

数量限定になりますが下記のイベントで展開していきます。売り切れになる場合もございます。基本1点モノですお早目に!

 

 

 

 

年内のアンデルセンバッグの旅はこの後も続いて行きます!下記が今後のスケジュールになります!

 

 

11/14木〜11/19火 小倉井筒屋/ 本館8F催事場「日本革市」

 

11/20水〜11/26火 富山大和/ 1Fトピックス「期間限定ショップ」

 

12/04水〜12/10火 熊本鶴屋/ 6F小催事場「日本革市」

 

12/04水〜12/10火 うめだ阪急/  9F催事場「合同催事」

 

12/12木〜12/25水  渋谷東急本店/ 4F 元オールドイングランド店舗跡地「期間限定ショップ」

 

お近くへおうかがいした際には是非、足をお運びくださいませ!スタッフ一同お待ちしております。

 

 

 

 

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