アンデルセンバッグ ブログ

デンマーク発、日本生まれの「アンデルセンバッグ」をご紹介します。

159. モニターする!の話。

 

 

 

アンデルセンバッグ ANDERSENBAG

石山 祐一郎 Yuichiro Ishiyama

 

 

 

連日、新潟伊勢丹での「日本革市」、本当に多くの革製品を愛するお客様のご来店があり、大変嬉しく思います。ありがとうございます!

 

アンデルセンバッグも新潟エリアは、8年程前から「日本革市」と「単独イベント」等で通わせていただいておりますので、リピーターのお客様がとても多いエリアになります。今回もまたリピーターのお客様にお会い出来る事をとても楽しみにしております!

 

 

さて今回のブログですが、商品モニターについての考え方を少しお話をさせていただきたいと思います。

 

 

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アンデルセンバッグでは商品を販売をする前に必ずスタッフがモニターとして商品を使用をして使い勝手や問題点を洗い出して、改善をしてから量産販売致します。これは前回にも書かせてもらいましたが、やはり商品は使ってみないと使い勝手や使いにくい不都合な部分などがわかりません。お客様の声を参考にさせていただきながら新型開発の際に使い勝手は?強度は?など検証出来るところは全て検証をしてから量産化して販売をするようにしています。

 

今回のアンデルセンバッグの新作、8140ブレウ・2wayミニトートももちろんモニター検証後に販売をしております。実際に長財布や化粧ポーチ、キーケース、パスケース、ハンカチetcを、バッグに入れて、使い勝手は悪くないのか?などを検証しています。

 

 

実際に今回の8140ブレウ2wayミニトートも大きな変更がありました。その部分を改善をしてから量産をスタートさせました。

 

当初バッグに標準で取り付く革のショルダー紐は他のモデル同様に12mm幅のショルダー紐に想定していました。その方が抜き型も使用出来るし金具なども共通に出来るのでメリットもあるためです。ただモニター検証をしていると今回コンパクトなモデルではありますが、前後にアオリポケットがあるのとマチ幅があるので見た目以上にモノが入ります。モノが入れば当然重量が増しますので12mm幅のショルダーよりも15mm幅にした方が、肩への負担も軽減出来るのではないか?という話になり、15mm幅のショルダーを新規で製作をしました。もちろん15mm幅のショルダーもモニターとして使用しました。

 

12mm幅と15mm幅を比較をして検証した結果、やはり15mm幅の方が肩への負担が少ないということが、わかりましたので15mm幅を採用する事にしました。そして15mm幅のショルダーを新規で抜き型から製作をすることにしました。従来のモデルも順番に15mm幅へ変更をして行きます。

 

この検証には時間はかかるし、無駄なのでは?と言われることもよくあります。ただ販売前に色々と改善が出来きて、完成度を上げた状態で販売をしてお客様の手元へ渡せるメリットがありますので、どんなに時間がかかろうが、どんなに無駄だと言われようが、続けるべきだと思っています。

 

 

アンデルセンバッグは「ひとつのモノを大事に長く使用していただきたい。」というコンセプトでモノを作っております。目に見えるところ、目に見えないところを含めまして、とても地味な作業ですが日々改善を繰り返して商品の完成度を上げていきたいと考えております。

 

 

 

 

今回の新潟伊勢丹でのイベントでも、もちろんNo.8140ブレウ・2wayミニトートをご紹介致しております!

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9/4(水)〜9(月)新潟伊勢丹  7F催事場

合同イベント「日本革市」

 

 

 

 

またもしご興味がございましたら、お客様からいただいたプロのご意見と作り手の姿勢について書かせてもらいました前回のブログもご覧になってみてください!

「   158.  お客様は使うプロの話。」

https://andersenbag.hatenablog.com/entry/2019/09/05/081812

 

 

 

 

 

インスタの方も情報配信しています!

@andersenbag.tokyo

 

 

 


アンデルセンバッグ ANDERSENBAG

石山 祐一郎 Yuichiro Ishiyama