101. ダウリボーのデザインの話。
アンデルセンバッグ ANDERSENBAG
石山祐一郎 Yuichiro Ishiyama
今までアンデルセンバッグはレザーアイテムを中心にバッグ、財布などを作ってきました。全国を旅しているイベントの中でも特にリピーターのお客様から生地のバッグも作ってたんですね?というお声を多くいただきます。以前にもダウリボーという生地のシリーズの話をさせてもらっていますが、いい機会なのでダウリボーの話をもう少しさせてください。今回はダウリボーのデザインについてお話させてください。
アンデルセンバッグは日本の私たちの工場で作られていますが、ブランドとしましては北欧デンマークのブランドになります。デンマークでは「機能に優れていて、美しく、ハイクオリティ、そしてロングライフ」が求められています。
私たちが作るアンデルセンバッグも日常にとけ込む北欧デンマークの家具のようにシンプルで機能的で美しく、長く愛用出来るモノ、そして長く愛用出来るシンプルなデザインを目指しています。
アンデルセンバッグの基本コンセプトでもあります。「 ひとつのモノを大事に長く使用してもらいたい」という思いはこのダウリボーにも込められています。
私たちはアンデルセンバッグとしては20年ですが、メーカーとしましては約80年様々なブランドのバッグを作り続けてきました。その中ではモノ作りだけではなく、自分達が作ってきました商品の修理にも携わってきました。修理というのはモノを作るよりも作り手にとって勉強になります。どこをどういうふうに作ったら壊れるのか?どういう生地をつかったら破れるのか?強度は大丈夫なのか?補強は大丈夫なのか?今までの修理の経験をすべてアンデルセンバッグのモノ作りに生かしています。
例えば、生地のバッグで修理が圧倒的に一番多いのがバッグの角が擦り切れるという修理です。今回のダウリボーでは生地の角を擦り切れにくくするために革で包み込む作りにしました。それも取って付けたような感じではなく、また変にデザインされた感じでもなく、北欧デンマークのブランドらしく、シンプルなデザインでお作りしました。ちょっとしたことですが飽きがくることなく長くご愛用していただけるかと思います。
革の付属部分もアンデルセンバッグの定番シリーズブレウシリーズで使用しているオイルレザーを使用しています。使うほどに艶が増して経年変化が楽しめる革なので長く愛着を持ってご愛用していただけると思います。
今週のアンデルセンバッグは富山です。本日7/10(水)から富山大和の広告が入ります。今回の広告商品にはこれからの季節にぴったりなダウリボーの帆布バッグを掲載しました。売場で是非、手に取ってみてください!
富山ではロングランイベントが引き続き7/31まで開催中です、お近くにお越しの際には是非、足をお運びくださいませ!
@富山大和
タイトル: 期間限定shop「アンデルセンバッグ」
場所: 1Fコールハーン店舗跡地
会期: 6/5(水)〜7/31(水)
時間: am10:00〜pm19:00
インスタの方も情報配信しています!
@andersenbag.tokyo
アンデルセンバッグ ANDERSENBAG
石山祐一郎 Yuichiro Ishiyama